Mr.Gaijinの雑談

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財務の思考回路 その1ー 財務諸表が全てではありません! 

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財務といえば、経理と財務諸表を思い出します。

では、経理と財務諸表はどんな関係でしょうか?

身近な例にたえると、財務諸表は会社の健康診断書で、経理担当者は採血、テストして、会社の様々な経営活動を定量化、記録して、財務諸表にします。

 なぜ私達は健康診断したあと、健康診断書でを持って先生に会うのか?

それは健康診断書に数字しかなく、その数字と私達の健康との関係を知るために、お医者さんの解説が必要になるからです。

 財務の思考回路はその健康診断書を見て、健康診断と事後指導ができる能力です。

適切な事後指導するために、まずは健康診断表をわからなければいけません。経験のあるお医者さんは健康診断書の内容に詳しいだけではなく、それの限界も知っている。

 財務諸表も同じです。正しい経営判断したければ、財務諸表から会社のどんな経営状況が読み取れて、どんな情報が読み取れないかを知らないと行けません。

 

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 財務諸表の一番基本で重要の表は3つあります。

 一、貸借対照表

 貸借対照表は会社の「写真」です。その「写真」で会社のおおよその身長や体重がわかります。その表を真ん中から縦二つに割ると、左が会社にどれぐらいの資産があるかを表します。右側はそれらの資産を購入・調達したお金はどこからきたかがわかります。

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 損益計算書

 上の部分は売り上げ、真ん中の部分はコスト、売り上げからコストを引けば、一番下の利益の部分になります。

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 三、キャッシュフロー計算書

 この表は会社のある一定の期間内、現金の出入りを記録します。会社にどれぐらいキャッシューがあるかは貸借対照表をみればわかるのに、なぜ別途キャッシュフロー計算書を作るのか?それは、キャッシュフローは会社の生死に関わる重要項目になるからです。別の機会でキャッシューについて説明します。

 普通の人からみれば、この三つの表はただの数字データにすぎないが、財務の思考回路がある人からみれば、財務諸表は言語であり、ツールである。

 企業の内部からみれば、経営の管理と決断のツールで、企業の外部からみれば、この会社とコミュニケーションする言語になります。

 

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企業内にとって財務は経営管理と決断のツールである

もし会社が飛行機なら、経営者はパイロットです。パイロットは飛行機を運転する時はコクピットの中のメーターの指標を見て飛行機の速度や方向を把握する。メーターはとても大事です。なぜなら、機長が手や頭を外に出して状況把握ができないからです。センサーは情報をタイムリーに収集して、メーターは機長に判断材料を提供します。財務諸表は企業のメーターになります。会社の経営状況をタイムリーに集計して、経営者に経営判断の材料を提供する。もちろん、財務知識のない経営者はそれらの材料をどう生かすかがわかりません。

 企業外にとって財務は言語である。

なぜ財務という言語でコミュニケーションするのか?

まず、財務諸表のない商業社会を想像してみましょう。

商業の一番基本は取引です。企業間の買収も取引の一種です。

例えば、あなたが一つ会社を買収したいとしましょう。世の中にたくさんの会社があって選択肢が溢れていますが、会社の質はまちまちです。

それらの会社は自分のことをよくわかっていても、あなたはわかりません。この場合はマーケットでの平均価格で買うことになってしまいます。

平均価格になると、イマイチの会社はその値段は高いと知って、会社をあなたに売ろうとする。質の高い会社はその値段が低いと思って、会社を売らないか損してあなたに売ることになる。

こんな状況が続くと、マーケットでの良い企業が消えて、イマイチの企業ばかりになってしまいます。

売りと買い側の情報が一致していないから、このような問題が起こります。

例えば、私たちが車や不動産を購入する場合も同じじゃないですか?一般人の私たちには車、不動産の価値を見分けるのはとても難しいです。

 

 では、この問題をどう解決すれば良いでしょうか?

お互いの情報をシェアして、相手側のことを理解するしかない。

でも沢山の企業の情報を知るために全ての企業を訪問して、情報取集することは無理なので、ここが財務諸表の出番になります。

 では、財務諸表が粉飾されたら本当に情報がわからないじゃないか?という心配の声もあります。

そうです。財務諸表は正しい数字に基づいて作成しなければなりません。真実性を保つことは、財務諸表の一番の基本原則です。

 

 しかし、「真実性」は「全貌」とは違います。

 

 財務諸表は会計基準に基づいて作成されている。どんな基準にも限界があります。

企業の全てを財務諸表に入れることはできません。

 例えば、資産。現在のハイテック企業にとって、一番大切な資産は工場、設備ではなく、技術や人材になります。しかし、それらの価値を正しく定量化できないため、現在の会計基準では資産として貸借対照表に記載できません。

例えば、負債。会社が設備などをレンタルする場合は、定期的にレンタル費用を支払わなければなりません。ですので、レンタルは会社の負債になります。しかし、場合によつて短期のレンタルやリースの負債は財務諸表には記載しなくても大丈夫です。財務諸表に乗らなくても、実際に存在する債務であるため、その分のリスクが隠されているということになります。

 以上の二つの例で分かる通り、財務諸表から大事な情報が読み取れないこともあります。

しかし、それらの数字を見ても、財務の知識がなければ、その背後に隠れている真実には気づきません。

例えば、上場企業のAという会社、今年度の利益が黒字の場合、この会社の経営状況は良好と印象を受けて、あなたはA社の株を沢山購入した。しかし、A社は今年の利益は本業が赤字で、ある自社ビルを売却して利益を出し、財務諸表を綺麗にしました。これを考えると、その投資が良い投資だと思えますでしょうか?

 

では、また〜

 

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